「素直じゃないと成功できない」は本当だった ~素直さという最強の武器~
先日、クライアントにこんな質問をされました。「素直でないと成功できないって本当ですか?」
結論から言います。「素直さ」は、成功するための最強の武器です。これは、多くの成功者が語っていることでもあります。
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なぜ「素直さ」が成功の素なのか?
その理由は、素直であることが、そもそもポジティブな要素だからなんです。ポジティブな考え方は、ネガティブではありません。当たり前ですね。...何が言いたいかというと、ポジティブという要素には「否定がない」ということです。
ポジティブ思考 vs ネガティブ思考
例えば、人生の壁にぶつかったとき。ポジティブに考えることができる人は、それを「自分をレベルアップさせる試練だ」「成長のチャンスだ」と捉えます。しかし、素直でない人=ネガティブな人・否定から入る人は、「でも、〇〇があるからできない」「どうせ△△をやっても意味が無い」というように、マイナス言葉を口にします。そして、誰かのせい、何かのせいにして言い訳ばかりで結局行動を起こしません。
マイナス思考の悪循環
もし、このままマイナスな考えを持ったまま行動していくと、とても危険です。否定の言葉を発するというアウトプット+その言葉を自分の耳で聞くというインプットで、脳にダブルでマイナスシャワーを浴びせていることになり、マイナス思考の原因になります。
そして、マイナス思考がマイナス行動になり、マイナス行動がマイナス習慣を作り、マイナス習慣がマイナス人生を生みます。マイナスの人生を歩む人が成功するでしょうか?答えは、NO です。
ポジティブ思考の好循環
一方、素直な気持ちで常にポジティブな言動を取れたらどうでしょうか。ポジティブな言葉を発するアウトプットと自分のポジティブな言葉を聞くというインプットで、ポジティブシャワーを脳に浴びせるのです。すると、ポジティブ思考がポジティブ行動となり、ポジティブ行動がポジティブ習慣を作り、ポジティブ習慣がポジティブ人生を生みます。
もうお分かりですよね。ポジティブな言動をとることは、人生を良いものにしていくのです。素直であるということ自体がポジティブな要素を持っているのです。だからこそ素直な人はポジティブな人生を歩み、結果的に成功するのです。
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また素直であるということは、何事も無条件に受け入れるということとは少し違います。何でもかんでも無条件に受け入れることではないのです。例えば違法行為をしている会社の社長の言っていることを受け入れて、指示通りに行ったらどうなってしまうでしょうか?犯罪行為に加担しかねないですね。
本当の意味の素直さとは、「原理原則に沿っている」ということです。原理原則とは、昔も今もこれからも、変わらず大切な軸となる考え方のことです。この原理原則に対して否定せず、素直に受け止め肯定的な糧とする。これこそが本当の意味の素直さなのです。
経営者こそ「素直さ」を大切に
経営者のあなたは、様々な壁にぶつかることがあるでしょう。経験不足からくる不安や焦り、周りからのプレッシャーなど、悩みは尽きないかもしれません。しかし、そんな時こそ、「素直さ」という武器を思い出してください。
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私自身、経営コンサルタントとして多くの経営者と接する中で、「素直さ」の重要性を痛感してきました。成功している経営者は、例外なく素直です。彼らは、自分の知識や経験に固執せず、周りの意見を積極的に聞き入れ、常に学び続ける姿勢を持っています。
一方、なかなか成果を上げられない経営者は、自分の殻に閉じこもりがちです。人の意見に耳を傾けず、自分の考えばかりを主張し、変化を恐れます。この差は、時間の経過とともに大きく開いていくでしょう。
「素直さ」は才能ではない
「素直さ」は、決して特別な才能ではありません。誰でも身につけることができるスキルです。意識して実践することで、必ず「素直さ」を身につけることができます。まずは、自分の考えに固執しないこと。そして、人の意見を積極的に聞き入れること。この2つを心がけることから始めましょう。
最後に
この記事を読んだあなたが、「素直さ」という最強の武器を手に入れ、成功への道を切り拓いていくことを心から願っています。そして、もしあなたが壁にぶつかった時は、思い出してください。「素直さ」は、あなたを必ず助けてくれるはずです。
ダイヤモンドリーダーズアカデミーでは、「素直さ」をはじめとする原理原則を学ぶプログラム「ヒューマンスキルUPプログラム」をご用意しております。経営者であるあなただけでなく、スタッフ全員で原理原則を学び、成長していきましょう。この投稿が、あなたの挑戦のきっかけや成長のヒントになれば幸いです。