美容室経営に挑戦・独立する人のスタートとゴールは何かを考える
こんにちは。BSBC学長/美容室・美容院・ヘアサロン経営コンサルタントの高橋譲太郎です。
さて、今回は【美容室経営に挑戦・独立する人のスタートとゴールは何かを考える?】という内容をお伝えしてまいります。
既に経営者となって、美容室・美容院・ヘアサロンを開業しているオーナーの方々、これから美容室経営をしていこう!と決意している方々、多くの方がこのブログを読んでくださっています。
その中で、美容室の経営におけるスタートとゴールとは何かを考えたことがある方はどれくらいいるでしょうか。
私は、この美容室・美容院・ヘアサロン経営におけるスタートとゴールを明確にしておくことが、経営においては重要だと考えています。では、実際にどのようなことを考えるべきなのかを考察していきましょう。
美容室経営において、スタートは独立の時の気持ちと言えるでしょう。社員として働いている中で、独立という日を境に経営者になる訳です。その独立時には借入を起こし、借金というリスクを背負ってスタートすることがほとんどです。なぜ、経営者になる方は、借金というリスクを背負ってまで独立するのでしょうか。その時、一体どのような思いがあったのでしょうか。
実は、この時の気持ちがスタートラインです。借金というリスクを背負ってでも独立したい思いが、それぞれのオーナー様にはあったのです。「マンツーマンで、自分の想いをお客様に100%注げるサロンワークをしたい」「良い人材を育てて、美容業界を元気にしていきたい」「撮影を積極的にやってクリエイティブなサロンを実現していきたい」など、独立という物語に伴う想い=スタートラインがあるのです。
そして、経営という道を進みながら、開業時の想いを実現できるよう頑張っているのです。
ということは、独立を決めたときの想いが、まず目指すべき最初のゴールだと言えるでしょう。勿論、ゴールというのは、常に変化していきます。時にはもっと大きなものにもなりますし、時にはより時間がかかることになっていくでしょう。しかしながら、経営者が独立を決めたときの想いがスタートライン、想い実現していくことが一つのゴールであるということは事実です。ですから、常に自分の原点は何であったのか?、そして原点に立ち返ったうえで本当になし得たいことは何なのか?ということを考えていくことが重要なのです。原点であり、ゴールとなるもの。つまりオーナー様自身の想いの実現が、経営において真に大切なことの一つと言えるでしょう。
時にはスタッフマネジメントの問題で頭が一杯になってしまうかもしれません。時にはお金のことが頭をよぎってしまうかもしれません。しかし、改めて「なぜ独立をしたのか?」「独立をして何を成し遂げたかったのか?」を定期的に振り返る時間が必要です。
この振り返りをしていくことにより、今やるべきことも見えてくるでしょう。そして、やるべきことが明確になればなるほど、スタートでありゴールとなるもの=想いのが叶いやすくなるのです。改めてご自分の気持ちと向き合うことが、大切ですね。
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